ランストップ新年 ランスの家

  文 TADA、ヨイドレドラゴン
  イラスト 織音
年が明けた。新しい年だ。
その日の早朝、俺様は玄関で仁王立ちしていた。

去年の暮れ、俺は悩んでいた。
いつもシィルとしていた姫初めだが、今年はそのシィルがいないからだ。
その為、今年は年賀状が最初に来た女の子を襲いに行くことに決めたのだった。

男は行動力。少々遠くても世界の果てであろうと行ってセックスしてやるぜ。
その為の禁欲もタップリ済ませた。
この我慢が最高のセックスをもたらすのだ。ぐふふ。

郵便屋まだかな…

もんもん…             もんもん…
        もんもん…              もんもん…

             もんもん…



    もんもん…                      もんもん…






                 もんもん…













――ガチャ。
来た! 玄関が開いた!

亮子


目の前に現れたのは、どこかで会ったことあるような、郵便配達員…
等々力亮子「ども、あけおめことよろです、こちらが年賀状で…」

ランス「女ぁーーーー! もう我慢できねぇーーーやらせろーーー!」

等々力亮子「うきゃーーーーーー! 強姦魔ーーーーーー!」ズダダダダダ!

あ、しまった逃げられた…

うぐぐ、なんてヤツだ。仕事しろ、仕事。

お、年賀状はちゃんと置いていってるな。よしよし。
初志貫徹。最初の目標をちゃんと守るぞ。
さーて、俺様と年明け早々セックスできるラッキーガールは誰だ?
最初の1枚目は、と。

 ――ぴらり。

ふっ、ターゲット決定だ。

あてな「ご主人さまどうしたれすか? お餅まだれすか?」
ランス「俺様はちょっと野暮用で出かけてくる。明日には戻る。じゃあな」
あてな「あーーーーん……行っちゃったれす」

 …すたたたーーーん!

川を越え、
山を越え、
そして橋を越え、
コパンドンから貰った高速のうしバスに乗って、俺はJAPANに向かった。

   ・
   ・
   ・

雪姫


雪姫「お父様、お兄様、あけましておめでとうございます」
義景「うむ、あけましておめでとう」
兄×8「あけましておめでとう、雪」

   浅井朝倉の城の大広間に朝倉義景の家族が勢ぞろいしていた。
   朝倉家では、新年にはまず家族のみでの挨拶。
   そしてその後に親類縁者との宴会が行われるのが通例となっていた。

義景「今年もみんな、健康で年を越すことが出来て何よりだ」
三郎「そうですね。特に父上はいつまでも健康でいて貰わなくては」
義景「ふふ、病気にでもなれば仕事も引退できると思うのだが」
一郎「父上は仕事中が一番生き生きと健康的ですよ。ずっと働いていて頂きたい」
雪姫「まあ一郎兄上ったら、言い過ぎです。
   それに父上も病気になりたいような言い方は…」
義景「ふふふ…雪には敵わんね」

   この後は親類縁者たちへの挨拶の連続と心休まる暇がない。
   それまでの間に許された、ささやかな家族の交流。
   ――を、ブチ壊すように襖が開かれた。

ランス「スパーーーーンと俺様登場!」

二郎「なっ! 何事だ!」
義景「これは…ら、ランス殿でしたか」
ランス「がははは、あけましておめでとうだ」

雪姫「な…どうして貴方がここに…」
義景「ランス殿、謹んで新春の挨拶を申し上げます――」
雪姫「父上、正月そうそう無礼な現れ方をする者を礼儀でもてなす必要なんて…」
義景「まあ、そう言うな。ランス殿はこういう方だ」
雪姫「それは…そうですが…」
ランス「俺様も堅苦しい挨拶なんていらん」
義景「ああ、言われてみればその通り、雪や、お酒の用意を」
雪姫「……少々お待ち下さい」

俺様は雪ちゃんが持って来た酒をグビグビと飲んだ。
美女が酌するとやはり味が違う。うむ。

義景「それで、ランス殿は元旦からどんな用でテキサスまで?」
ランス「うむ、俺は招待状を貰ったのだ。ホラ、これだ。ばーん」
義景「年賀状…?」
雪姫「わたくしが出したものです。礼儀としてお知り合いの方には全員出しました」
義景「ああ、そう言えば雪に一任していたね」
雪姫「あと、それに…JAPANをまとめた方ですし…」

義景「はて、ではランス殿は年賀状のお礼に? わざわざそんなことせずとも良いのに」
ランス「だからこれは招待状だ。ここ見ろ。
    雪ちゃんから俺に 今年も宜しくお願いします と書いてある」
義景「年賀状の決まり文句ですが…」

ランス「つまりこれは 俺様と宜しくして下さい という意味だ!」

義景「は…?」
雪姫「え…?」

ランス「がはははは、今から姫初めだ!」
雪姫「な、なにをっ」
ランス「というわけで部屋を借りるぞ! 雪ちゃんこっちだ」
義景「ら、ランス殿っ」

   ・
   ・
   ・

俺様は雪ちゃんを天守閣へと連れてきた。

雪姫「あ、貴方、何を…」
ランス「がははは、いいな、グッド。ここで一発ドカンと行くぞ」
雪姫「きゃあ!」
ドーンと、俺様は雪ちゃんを押し倒した。

分割3


   押し倒したら早速雪ちゃんの唇を奪ってやった。

   怒ったような困ったような顔をしたまま顔が赤くなった。

   ぐふふ、可愛いぞ。

   えーい、和服は脱がしづらいな。ぐいぐいと帯を引っ張る。


   雪姫「あ、貴方はまたこのような…今日は大事な日で…こんな乱れたこと…」

   ランス「姫初めは今日するから意味があるのだ。まずは前戯からだ!」

分割1


   俺様は雪ちゃんの体を愛撫していった。

   新年特別サービスでいつもより5割増し。

   最初は嫌がっていたが、徐々に体から抵抗がなくなっていくぞ。

   ランス「うははは、どーだ雪ちゃん、懐かしの俺様テクニックは」

   雪姫「い、いや…おやめなさい…駄目、は、離してっ…」

   ランス「雪ちゃんはここをこうすると、どうなるのかな?」

   雪姫「あ、ああっ、そ、そこは…ああ、貴方いい加減に…」

分割2


   30分後、下の方も重点的に攻めたら、雪ちゃんの息は荒くなっていった。

   ハイパー兵器を挿れる時、あーだの、こーだの言ってた気がするが無視無視。

   今は下から突き上げている真っ最中だ。がははは、よく締まる。

   ランス「ぬるぬる ほかほかー とうとうっ」

   雪姫「あっ…駄目…駄目…ああっ、わたくし、こんな…やっ…」

   うっ、そろそろ限界か。よーし、デカいの行ってやるぜ!

   ランス「ラストスパーーートッ」

   雪姫「え、駄目、駄目です…抜いて、外に、外に…ああっ、駄目…」

   ランス「今年の1発目、受け取れっ! とーーーーーーっ!」


姫初め清書1


雪姫「――ああぁぁっ!」
雪姫「あっ…こんな…はあ、ああっ…こんなに…」
   皇帝液が外に溢れ返るほど膣内に注ぎ込んだ。
   雪ちゃんは泣きそうな顔で体を震わせている。
ランス「がははは! 姫初め完了! 今年も俺様絶好調ー!」


 ――こうしてランス君の1年が始まった。





いきなり設定メモ:
・スペック 年齢内緒、経理簿記が得意、外交、LV15、戦闘力はあまり無い
・スペック 北陸一の美女と名高い
・役職 テキサス守護職朝倉義景の補佐
・基本個性 とてもよく出来た姫さんで家臣村人全てから慕われている
・基本個性 守るべき物の為なら自己犠牲もとわない強い意志を持っている
・経歴
1.浅井朝倉家の使者として織田家のランスに同盟交渉するが、ランスにおっぱいさわられ、戦争開始
2.その後、戦争は織田有利で進み浅井朝倉がピンチ
3.雪姫が発禁堕山と修験者に援軍を願う、その代償として自らの処女を与えるが、発禁堕山の気持ち悪い顔を見て怯えてしまい、発禁堕山が怒りいなくなってしまう
4.織田により浅井朝倉が滅ぼされる、雪姫は父である義景の目の前でランスに犯される、その後 雪姫逃亡
5.雪姫は他国に渡り織田滅亡の為に身を売って行動する
6.義景を部下にしたランスが逃亡中の雪姫を確保
7.ランスに確保された雪姫、すぐにエッチされると思ったのになにもされない。

8.そうしているうちにどんどん誤魔化されて、いつの間にかランスを気にするようになり、抱かれてしまう

・ランスに対して
下品な男、一時はこの身を投げ打ってでも殺そうと決意した相手なのに・・
何事もなかったように接してくるランスに、過去にこだわる自分がバカバカしくなってきた
父義景も認めるこの男がどんどん好きになっていくのが不思議
でも、この男はJAPANの支配者、仲良く付き合うのが浅井朝倉の為、政治的判断で付き合っていると
理由付けしてなんとか心のバランスを取っている雪でした。