『超昂神騎エクシール』のブログ、十一回目。
今回はシナリオのダイスころがし&スクリプトの鉄鉱石がエクシールについて語ります。
発売日まで、あと二週間!
・超昂ブログ 人物紹介
「四方堂ナリカ」 コンビニ冷凍食品の美味しさに最近気づいた忍者娘。 お気に入りはアップルマンゴー。 超昂シリーズ、『超昂閃忍ハルカ』に登場。 | |
「マドカ」 コンビニ冷凍食品は、温めなくてもそのままいけちゃうドロイド。 お気に入りはロックアイス(冷却目的) 超昂シリーズ、『超昂天使エスカレイヤー・リブート』に登場。 |
こんにちは、またはこんばんは。 超昂ブログ進行役、ナリカです。 |
同じく進行役のマドカです。 まずは先日行われた、 「サイン入りエクシール等身大POPが当たる! かもしれないリツイートキャンペーン」 に、たくさんのご応募ありがとうございました。 |
当選者の方とは、すでにご連絡がつきまして、 発送の段取りもついてます。 今回、惜しくも抽選漏れしました方も、 ぜひ、またの機会に、チャレンジください! |
いや…… しかし、いよいよ暑いですね。 |
うん…… そういえば、先週言ってた冷却水は届いたの? |
ええ、もう入れ替えてバッチリですよ。 |
「cool! cool! cool!」
いきなりラジカセでテープ音声を再生するのは なぜなのかな…… |
まあ、そんなわけで快適なのです。 |
ナリカさんも、暑気払いに、 すべての血液を入れ替えてみませんか? |
さあさあ、ナリカさんのラジエーターキャップはどこですか? (ぴらん……) |
きゃーっ! エッチーッ! 人間にラジエーターキャップはないのーっ! そんな事より進めてーっ! |
イエッサーです。 今回は、シナリオのダイスころがしさんと、スクリプトの鉄鋼石さんです。 どんな開発裏話が聞けるのでしょうか…… |
「ダイスころがし」 「エクシール」では、全体の1/3ほどのシナリオを担当。 TRPGをはじめアナログゲームマニアで、リアルにダイスを転がしている。 社内酒豪勢の一人だが、去年あたりから酒に呑まれるようになった。 |
ごろんごろごろ、ダイスころがしです。
本作はサブライターとして参加しました。
別企画の仕事をしばらくしていたのですが、シナリオ作業の激化に合わせて召喚! でした。
■何をやったの?
HIROさんの繰り出すエロボンバーなシチュエーションを頑張ってエロテキストに変換する作業だったのですが……
参加してみてびっくり、差分ぎっしり。
おにぎりくんさん入魂のエロCGに差分カットの山。
超昂だからと分かっていても驚くこのボリューム。
モキモキとまだ見ぬ神騎達のエロボイスを想像してボケたりツッコんだりを書き上げて、いつもはスクリプトを入れたりするのですが、今回はスクリプトはスクリプターの皆さんにほぼお任せ状態だったので、見直した時にバッチリハマって嬉しかったり、逆に全然想像と違う方向になってて、やたら新鮮な驚きを覚えたり。
ですがまあ、外注でフリーの腕利きな面々も参加しているので、僕とHIROさんで全部書いたってワケではないです。
外から来たテキストの微調整なんかもお仕事のうちでした。
提出されたシナリオが余りにリビドー全開でテキスト多すぎ! 落ち着け! と多少削って適量にしたり。ちょっとねじれた部分を修正したり。
他、シナリオの設定面の案出しやら摺り合わせやら、なにやら。
ストーリーの骨子はもちろんHIROさんが作るのですが、打ち合わせを重ねることでより良い物を引き出すのです。
■お勧めってあるの?
お勧めというのが、時々聞かれるのですが難しい……
ひとつをあげたら「他のは手ぇ抜いたんか!」と誤解されるのも怖い。
自分の書いた物には多かれ少なかれ愛着を持ってしまうタチなんで、
「全部愛して!」みたいな気持ちがやっぱり強くなってしまいます。
特に超昂シリーズは、エロに関しては多彩なシチュエーションがウリのひとつですので、自分の股間にフィットするものを探して欲しい……というのが正直な所です。
今回は神騎たちだけでなく、敵役であるところの魔将達も味のある連中ばかり。
また、これまでのシリーズの怪人、怪忍と比べ、ストーリーにも関わってくる(全員が過去シリーズで言うところの幹部的な立ち位置に近い)ので、その辺りもお楽しみ頂けると嬉しいです。
シナリオ担当としては、書いた物を解説するより、実際に見て頂くのがやっぱり一番かと思いますんで、あんまりあれこれ言えないのですが、体験版で「おっ?」と思って頂いたならば、是非手にとって頂いて、楽しんで頂ければそれに勝る喜びはありません。
是非是非、エロい神騎たちの活躍をご期待ください。
「鉄鉱石」 近年のアリス作品にスクリプトとデバッグで参加しており、 ディレクターよりも確実で深い作品知識を持っている かもしれない、頼れる石。 |
こんにちは、鉄鉱石です。
今回はスクリプトのお話をさせていただきます。
スクリプトというのは「簡単なプログラミング」ということなんですがエロゲ制作では主に立ち絵、背景、音楽などを指定する作業を指しますね。
ゲーム制作ツールでそういうのやったことある、という方も割といらっしゃるんじゃないかなと思います。
例えばこんな感じ…
するとゲーム上ではこんなふうに表示されるって寸法です。
ゲームの仕様によってスクリプトのルールは変わってくるので今回のはあくまでエクシールにおけるスクリプト例です。
コマンドが日本語になっているのでどういう意味を持つのかまるわかりですね。
さらにこんなコマンドを加えてやると…
ッターン!
何という事でしょう…何気ない朝礼イベントがあっという間に公開露出プレイに!
…こんなことしてたら怒られるので消します。けしけし。
スクリプトでパワーを使うのがやっぱりエロシーンですね。
エロシーンでは立ち絵や顔CGが出ないかわりにエロCG差分やカットイン、背景音声の切替などを指定することになります。
背景音声というのは、エロシーンで、ヒロインのセリフが無い時に鳴ってる喘ぎ声のやつです。
エクシールは、この背景音声がかなり多種多様ありまして、ちょっと感じてるボイス、すごく感じてるボイス、嫌々感じてるボイス、甘々感じてるボイス、淫乱化して喘いでるボイスなどなどほんとに多彩です。
どの背景音声が適切か、延々に喘ぎ声を吟味するのはなかなか破壊力のある大変な作業でしたが、その分ググっとエロ度アップに貢献してくれていると思います。
とまぁこんな感じで、いろんなコマンドを駆使してゲームを華やかにしていきます。
ライターさんががっつりスクリプトも入れられる事もあるのですが、超昂では割と全般的にこちらにお任せさせていただきました。
音楽や演出がこれ以上ないほどにハマった時は、何とも言えない快感があります。
■伝わらない話
エクシールから「音声加工」という新たなコマンドが実装されました。
今までも音声にエコーをかけたり、とかはやってたんですがちょっと手間がかかってたんですよね。
今回からはコマンド一つで音声にエフェクトをかけられるようになりました。
気軽に試行錯誤できるようになったので演出も柔軟に対応できるようになったと思います。
エクシールの頭に、がぽっと触手君がかぶせられるシーンがあるんですが、試しに声がこもるエフェクトを入れてみたら思いのほかエロくなって、我ながら良い仕事をしたなとほくそ笑んだりしています。
良かったらどのシーンかぜひ探してみてください
今回も、お仕事現場の熱気が伝わるコメントだったね。 |
ええ…… そして、お二人のコメントを見て確信を得ました。 原画さん、CGさん、シナリオさん、声優さん、スクリプトさん…… |
様々な方々の力で、 超昂神騎エクシールの"エロさ"は 出来上がっているのだ!と。 |
エロ…… う、うん……そうだね…… |
「……心拍数増加、体温上昇を確認。
ターゲット、欲情中、欲情中」
また、ラジカセから変な声がしてるーっ! |
ああ、すみません。 先ほどからテープを回しっぱなしにしてました。 |
ですが、先ほどの動揺…… まさか、ナリカさん…… |
そっ、そんなことないってー! 濡れてなんかないもんっ! |
まだ私は何も言ってませんが。 |
あっ…… |
はい、ナリカさんは、今日、濡れた…… と、記録してますね。 |
それではみなさん、また来週です。 |
うわーんっ!! |
昔みたいに公開してくれてもいいのよ?